PiTZ – OpenVX開発支援ツール
PiTZ – OpenVX開発支援ツール
OpenVXアプリ開発を、 マウス操作で直感的に行えます!
Pitzは、標準規格OpenVXを利用したアプリケーション開発を、簡単・便利にするEclipseプラグインです。 標準のCDTと組み合わせることで、OpenVXを利用したアプリケーション開発をEclipse内で行えます。マウス操作によるグラフ編集で、作業効率を大幅に改善します。
システム要件
- OS(Windows8.1/10、Ubuntu16.04)
- Eellpse(NEON)
- Java(Java8)
- OpenVX(ver.1.0.1)
グラフ編集
- ドラッグ&ドロップ操作でOpenVXのグラフ編集が行えます。
- 拡大縮小やグループ化により、全体の把握もサポートします。
バリデーション機能
- 入出力チェックをグラフ編集中に自動で行えます。
- ノードとパラメータの組み合わせが間違っているかが分かります。
OpenVX実行環境
- 編集したグラフをEclipse上で実行できます。
- テスト用の画像を入力して、出力や経過も確認できます。
- バーチャルオブジェクトの内容も確認できます。
ソースコード出力機能
- 編集したグラフを、C言語のソースコードに出力できます。
- テンプレートとなるソースコードもカスタマイズ可能です。
ユーザカーネル対応
- ユーザが定着したカーネルもグラフ編集で利用できます。
- CDTを利用している場合、複数カーネルをまとめて取り込めます。
使用方法について
PiTZ – OpenVX開発支援ツールの使用についての動画一覧使用方法については動画でご紹介しております。 以下項目のボタンより見たい動画の位置へジャンプできます。
-
1. インストール
- 1.1 インストール手順
- 1.2 インストールの確認
インストールはファイルを2つコピーするだけ。簡単です。
eclipseを起動して、メニューの”Window”→”Show View”→”Other…”で”Object View”が選択できれば無事インストールできています。
-
2. 基本操作
- 2.1 グラフの作成
- 2.2 オブジェクトの配置
eclipseでほかのファイルを作るのと同様の手順で、簡単にグラフを作成できます。
グラフにオブジェクト(ノードや画像など)を配置するには、“Object View”からグラフへドラッグ&ドロップします。
オブジェクト間の接続や、オブジェクトの移動もマウス操作だけで可能です。 -
3. 実行
- 3.1 デバッグ実行
- 3.2 バリデーション
作成したグラフはその場で実行して結果を確認することができます。
グラフに誤りがある場合、ツールチップでエラー箇所と内容が表示されます。
-
4. ユーザーカーネル
- 4.1 ユーザカーネル編集の準備
- 4.2 ユーザカーネルの編集
C言語で開発したOpenVXカーネルを、簡単にグラフに配置することができます。
-
5. 詳細機能
- 5.1 画像情報の表示
- 5.2 グラフの階層化
- 5.3 ピクセル値の表示
- 5.4 インスペクタのリサイズ
- 5.5 Delay
- 5.6 条件分岐
画像の部分について、最小/平均/最大輝度などの情報が表示されます。
大規模なグラフ作成を容易にする、グループ化機能を搭載しています。
画像をズームして、具体的なピクセルの値を確認できます。
好きな大きさで画像が確認できます。
OpenVXのDelayもグラフ上で直感的に設定できます。
OpenVX 1.3の条件分岐機能にも対応しています。(一部制約があります)
-
6. Neural Network Extension
- 6.1 Neural Network Extension
OpenVX 1.2のNeural Networks Extensionにも対応しています。
動画では、MNISTの学習モデルをOpenVXのグラフで表現し手書き文字判別を行っています。画像認識VisionProcessingVision Acceleration高電圧効率low-power組込みMobile and embedded platformsグラフ理論映像監視自動運転支援特徴検出クラシフィケーション先進運転支援システム(ADAS)Convolutional Neural Networks(CNN)Neural Network ExtensionNeural Network Exchange Format(NNEF)